業務案内

浄化センター(下水処理場)と
農業集落排水処理施設の
維持管理

私達が普段何気なくキッチンやお風呂から流している生活排水は、公共下水道を通り、さまざまな処理を施された上で安全な形で河川や海域に排出されています。このような生活環境水準向上のベースとして欠くことの出来ない公共下水道施設の分野においても、アクアの技術は都市部を中心に多くの実績を上げてきました。効率の良さ、維持管理の容易であると言うことを条件に設計・制作された機器と確実な施工技術は各方面でも高い信頼を得ています。

舞鶴市西浄化センター

アクアが維持管理する
農業集落排水処理施設

『農業集落排水処理』とは、小さな集落が分散している農村地域で下水道よりも小規模で家庭用の汚水を集めて処理し、農業用水路や河川に戻すしくみをいいます。これらのしくみは浄化センター(農業集落排水処理施設)で行われ維持管理されていす。 たとえば、農業集落からの生活排水を処理する施設が無い場合、排水が農業用排水路や農地等へ流入し農業被害や生活環境の悪化を生じさせることとなります。『農業集落排水処理』は農業用の水路や集落内の排水路の環境を良くし、農村地域の保全に適したシステムとなっています。 《浄化センター》
■許可証名・登録証明名:下水道処理施設維持管理業者登録
■許可者:近畿地方整備局長
■許可登録番号:処20ー676

一般・産業廃棄物収集運搬

大地に落ちた一滴の水が、やがては清流となり海へそそぎ、やがて雲となり雨を降らす。自然が与えてくれた清らかな水を有効に利用し、快適な生活環境を維持するためには、このような自然サイクルを乱さない水環境の再生を行わなければなりません。私達は、あらゆる汚染に対処できるような高度なテクノロジーを駆使して、いつまでも変わらない清らかな水の流れを保つため、万全の体制でこの問題に取り組んでおります。

側溝清掃

衛生管理や災害防止、美しい景観を保つために、側溝清掃は不可欠です。

都市下水路

西舞鶴に設立された下水処理浄化施設。標準活性汚泥法にて水の処理を行っています。

各種ピット清掃

道路を横断する管は、作業的に大変ですが、様々な技術を駆使して清掃を行います。

観賞用地

槽内には排水にともなって泥や異物などが集まります。衛生面を考え、定期的に清掃を行うことが必要です。

グリストラップ清掃

レストランやホテル、食堂、給食センターなどの全ての業務用厨房から排出される汚水は直接公共下水に排水するのではなく浄化槽の阻集器で浄化してから排出することが義務付けられています。

浄化槽維持管理

浄化槽は保守点検、清掃、法定検査という維持管理が必要です。定期的に行わないと、浄化槽が機能しなくなり、悪臭、水質汚濁等の原因となります。浄化槽管理者は適正な維持管理を行うことが浄化槽法により義務付けられています。

業務内容

スカム及び汚泥圧を測定 スカムとは、水の比重やメタンガスなどによって浮上した汚泥を言い、汚泥圧とは底部の堆積した汚泥を言います。スカムや汚泥圧を計測することによって、清掃の目安にもなります。
DO(溶存酸素)を測定 DOとは水中に溶解している分子状の酸素を言います。生物が有機物を処理する際には、酸素を必要としていますので、DOの管理は重要です。また合併浄化槽のDOは、1.0mg/リットル以上となっております。
PH(水素イオン)を測定 PHとは水の液性を表し、PH7.0が中性、これより上がアルカリ性、下が酸性となります。合併浄化槽の浄化された水のPHは5.8以上8.6以下が許容範囲となっており、PHの調整が必要です。
ブロワ(送風機)の点検 微生物に必要な酸素を供給する機械です。フィルター掃除など、方式によって異なりますがタイマーの設定変更などを行い、安定した風量や状況にあったエアーの切り替えをします。
状況に応じた薬剤を使用 種付剤、促進剤、消臭剤、消包材、殺虫剤、消毒塩素剤などの状態にあった薬剤を投入する事により充分な機能を発揮します。
汚泥引抜清掃作業 生活排水に含まれる汚れは汚泥として槽内に蓄積するため専用車両で定期的に汚泥引抜清掃を行います。

下水道管路調査・維持

下水道管路の調査から更生補修、メンテナンスまでを一貫して行うアクアは管路に関するあらゆる情報・知識を蓄積しています。更生補修のあらゆる場面で、調査能力を活かして常に的確な状況判断を行い、また、調査段階でも下水道、施工に関する深い知識を活かして、より的確な状況分析、工法提案を行っています。調査から維持管理にいたるそれぞれの段階で、保有するあらゆる技術を組み合わせ、フィードバックして、お客様のすべての業務をサポートします。さらに。これからの課題である計画的維持管理でもプランニングの段階からあらゆるご相談に応じます。

下水道管洗浄

公共施設の上・下水道管や生産工場の給排水管には、土砂や汚れが付着堆積して流れを阻害します。高圧洗浄でそれらを効率的に除去できます。

TVカメラ調査

自走式カメラロボットを下水道管・取付管内に挿入し、調査したものをモニターに映し出し記録を行い、問題箇所は写真撮影し、整理保管することで管内状況を把握し、今後の対策検討資料とします。

内面補修工事

内面補修工法は、非開削工法でガラスクロスと不織布の熱硬化性樹脂を含浸積層させた補修材を、専用補修機に装着し、既設マンホールから管渠内の補修対照箇所に移動させ、TVカメラで作業を確認しながら加圧密着した後、加熱硬化させます。硬化性樹脂は、水中でも硬化し、通水しながらの施工が可能なので、水替が不要です。再形成された補修箇所は浸入水がとまり損傷箇所の強度も復元します。(※現在は行っておりません)

水路・調整池清掃

草刈り

冬の除雪作業、解体作業、住宅地のハチの巣除去や河川の油回収、公園や遊歩道の除草からトイレ等の清掃活動、不法投棄されたごみの撤去など街の美化のために全力でアクアは仕事に努めております。若い社員から年配社員、アクア全スタッフ自らが自分達の暮らす街・家族の住む街・みんなが快適に過ごせる環境美化に情熱を持って臨みます。

ろ過池清掃

浴場施設清掃

銭湯や健康ランドなどの浴場やプールといった水まわりなどもアクアでは、日常清掃や定期清掃で水周り特有のカビやヌメリ、水垢、石のくろずみなどを常に監視し、重点的に清掃を行います。また、岩盤浴のにおい対策やカビ対策、消毒もお任せください。その他、浴場の床などのスリップ、滑り止め対策、白く曇ったガラスや鏡、サッシ、カランのクリーニングも実施します。

活性炭取替

皆さんの家庭で炊事、洗濯、風呂、トイレなどで使用された汚水は、道路に埋設された下水管を流れて浄化センターにやってきます。その汚水をきれいな水にするために活性炭が使用されています。その活性炭の働きによってきれいな水を川に流す役割をしているのが浄化センターです。